Sさんから、相談のお便りが届きました。
今回は、それにお答えしたいと思います。(Sさんにはご連絡がつき、お話できました♡ Sさん、ありがとうございました)
こんにちは!いつも更新楽しみにしています。
実は、3年片思いした彼が、少し冷却期間?を置いている間に彼女を作り、最近結婚してしまいました。
同じ職場で毎日会うので、お家に帰ったら奥さんいるのか~と思うと案外つらくて...(笑)
他人は関係ない!私と彼の世界がどうなって欲しいかが大切!とは思うのですが、なかなか難しくて...。
この界隈の様々な方の話を聞いても
「私の場合、復縁じゃないしな」
「ただの片思いじゃないしな(結婚した時点で私じゃない人を選んだわけだし、しかも新婚だし)」
「不倫でもないしな(両思いじゃないし)」
と、どこか自分の悩みを特別に思ってしまい、叶うビジョンが見えません。
まだ未婚のときにたくさんアタックして、その時地雷踏みまくったので、エゴが物凄く強く「あんなことしたんだから無理っしょ!」「新婚なんだから、叶うのに時間かかるよ!」と言ってきます。
押してダメなら引いてみろ、なんてしなければ良かったと後悔しています。
私を決して振ったわけではないけど付き合うことはなく、いつの間にか彼女を作って結婚してしまった彼と、そんな彼との可能性を見出せない私、上手くいく為にはどう変わればいいんだろう、と自分で自分の悩みを複雑化してしまいます。
私のように、どこか自分の悩みを特別と思ってしまう人は少なくないと思います。
頭では分かってるけど、着いていけないと言うか...。
自分の悩みは特別で、簡単じゃないと思ってしまう場合の、対応策がもしあれば教えて頂きたいです。
長くなりましたが、本当にいつも楽しみにブログ読んでおります。いまこうして文章を打ってるだけでも少し心が軽くなります。すごい...。
これからも参考にさせていただきます。
お読み下さりありがとうございました。
3年間片想いをしていた彼が結婚までしてしまった。
これは相当ショックですよね。3年間片想いをしていた時点で、本当に大好きなんだなということが分かります。
たくさんアタックして地雷を踏んだこともあり、冷却期間をご自分なりに置こうと思ったら結婚してしまっていた。
こんなにぐっさりくることはありませんよね。
自分の思いとは裏腹な世界が展開されているように感じることも多々あったのかな?と推察します。
お気持ちはよく分かるし、切り替えも難しい時期かもしれませんが、当サイトは潜在意識で恋愛成就を謳うサイトなので、ここからはその視点のみで回答しますね。
直接のご質問は
>自分の悩みは特別で、簡単じゃない
だと思うのですが、全体を通して見えてくることからお話したいと思います。
「つきあったあと」ではなく 「つきあうまで」に焦点が当たりすぎた
全体の文章を通して、Sさんからは、「彼とどうしたいのか」という「つきあったあと」の明確なビジョンを感じませんでした。
もちろん好きな人だから、「どうにかしてつきあいたい」と思ったのは間違いないと思います。
でも、「つきあったあと」にどれだけ楽しい2人で過ごしているか、という姿よりも、どうやったらつきあえるんだろう?の「つきあえるまで」に比重が傾いていたように感じました。
その前提でお話すると、
本来、「そう思えば、そうなる」であるならば
彼とおつきあいして幸せな私になる
↓
彼とおつきあいして幸せな私になった
で完結なんですね。
じゃあSさんはどうなっているのかというと
彼とおつきあいしたい
↓
うまくいきっこないよね(ソッコーで出てくるエゴ)
↓
いや、つきあいたい/つきあえるかなあ/いや、つきあうぞ(つきあえる、つきあえないで格闘するエゴ)
↓
どうやったらつきあえるんだろう?
(手段をあれこれと考え始める)
↓
その手段を実行してみる
↓
思ったようにはうまくいかなかった(嫌われた? というエゴがソッコー出る)
↓
どうやったらつきあえるんだろう?
(手段をあれこれ考える)
↓
手段を実行してみる
↓
思ったようになってない!(さらに嫌われてしまった!!というエゴが出る)
↓
じゃあどうすれば……
というエンドレスループにはまっていなかったかな?と思いました。
そして、結婚してしまった。
「結婚してしまった」という事実はエゴ的に見ると相当にしんどい状態だとは思うのですが、それでも、潜在意識の視点で回答すれば、 片想いのときも、結婚したことも、言い換えれば
「うまくいかないわたし」を単に実現しただけ
と言えると思うのです。
彼について考えている、そのすべてが思考という名のエゴ
「うまくいかないわたし」を実現したなら 「うまくいくわたし」も実現できる。 というのが答えになるのですが、これだけですと分かりにくいと思いますので、 Sさんの場合、
■思考は全部エゴ
■彼のことを考える時間を全部自分のために使う
のはどうかなと思いました。
まず
■思考は全部エゴ
についてです。
>「私の場合、復縁じゃないしな」
>「ただの片思いじゃないしな(結婚した時点で私じゃない人を選んだわけだし、しかも新婚だし)」
>「不倫でもないしな(両思いじゃないし)」
>自分の悩みを特別に思ってしまい、叶うビジョンが見えません。
>「あんなことしたんだから無理っしょ!」
>「新婚なんだから、叶うのに時間かかるよ!」
>押してダメなら引いてみろ、なんてしなければ良かったと後悔しています。
>彼との可能性を見出せない私
>自分で自分の悩みを複雑化してしまいます。
まずはこれらが、全部思考という名のエゴというのは分かりますか?
エゴというのは、めぐるは、「常識やこれまでの観念などをもとにした単なる反応」だと思っています。
つまり、「彼は結婚した」という事実に対して、上記の引用したことを瞬時にくっつけて反応しているのがエゴです。
ちなみに、
>自分の悩みは特別で、簡単じゃない
これもエゴです。
瞬時に反応するし、胸も重くなるし、どう考えてもSさん自身の心のはずだ!と思うと思うのですが違うのでw、まずは、「どう考えても私の気持ちだけど、違う、かもしれない」ぐらいに思ってみてください。
で、実際に、「彼は結婚した」とは思うのですが、 「だからうまくいかない」をくっつける必要もないのです。
複雑化している、と書かれていますが、「彼は結婚した」だけならシンプルな出来事のはずです(結婚したことがいい、悪いは別にして)。
複雑化しているのは、エゴなのです。
エゴということは、自分ではない、という前提に立てば、あれこれ反応する引用したようなエゴなどは、正直、どうでもいい、真のSさんには何の関係もないことなのです。
ワイドショーのリポーターがSさんに「あんなことしたんだから、無理っしょ」って言ってきたら、「はあ?」ってなりません?
でも、エゴに反応するというのは、これと同じようなことをしているのです。
「自分より、彼!!!」になっていなかった?
ただ……、そうは言っても、結婚です。 潜在意識だなんだ言ってる場合じゃないような気持ちになるのもすごく分かります。
そこで
■彼のことを考える時間を全部自分のために使う
です。
というのもSさんは、その片想いをしている3年間、
「自分より、彼!!」になっていた
、ということはないでしょうか。
ここで声を大にして言いますが、Sさんは、宇宙で一番、とにかくなによりも大切な存在なのです。誇張じゃありません。
Sさんが「彼は結婚した」という事実にいろいろな意味づけをしているのと同様、私たちは、起きた出来事に様々な意味づけや解釈(いい、悪い/正しい、正しくない/好き、嫌い/嬉しい、悲しい/前もこういうことが起きたからこれからもこのままだ……云々)をして、この世界を見ています。
つまり私たちは誰でも、自分の人生を見たいように見て生きているのです。
もちろん、Sさんもそうです。
ということはですよ? Sさんは、Sさんの見たいように世界を見ている=Sさんだけのオリジナルの世界です。Sさんがいなくなってしまえば、世界は終わってしまいます。
その意味で、宇宙で一番、とにかくなによりも大切な存在、と書きました。
で、その何より大切なSさんという存在よりも、彼の方が大切だと思っているとしたら……それは真のSさんは許しません。
大昔の言葉で言えば、
激オコ
ですw
Sさんは、彼に対してずっと「どうして振り向いてくれないの?」と思っていたかと思いますが、それはそのまま、自分自身に向けられているのです。
「どうして(私に)振り向いてくれないの?」
と。
いちばん大切な自分を、もしかしたらおろそかにしてしまっていた側面があったのかもしれません。
それを責める材料に使う必要はまったくありません。これから少しだけ、彼のことを考える時間を自分の時間に使ってほしいと思うわけです。
彼のことが「大好きだ!!」と思ったら、自分のことも、「大好きだー!!!」と思う。ここから始めれば十分です。
彼のことは四六時中レベルで思い出し、思い出してはエゴが「どうせ無理っしょ!」と言ってきます。でも、こんなどうでもいいたわ言は放っておいて、ぶった切って、その分、自分を楽しませることに使ってみてほしいのです。
重症なときは
「彼のことを考えなかったら、叶わない」
ぐらいまで思い込んでます。
違います。
「彼のことを(わざわざ悪く)考えてるから、叶わない世界を見てる」
だけです。
だから、彼に関する思考はぶった切るのです。ぶった切れるのは自分しかいません。
ぶった切って思考が減ると「ヒマ」になりますwそりゃそうです、これまで四六時中考えていたのがなくなるんですから。その時間は、全部自分に使うのです。コーヒー飲もうとしても、映画に行こうとしても、彼のことは浮かぶと思いますが、そんなことより自分のことです。
自分のことが宇宙一だ!ぐらいに思えるようになると、なんつーか、動じなくなります、いろいろw
自分はここにいて、この世界で、彼が結婚した世界を創ってやったぞ! 結婚したからってなんだっつーんだ!ここに自分が、いる!これ以上すごいことはないのだ、がはははは。
……までは思えないかもしれませんが、でも、それに近い、自分への愛しさが出てきます。
そうなったとき、すごくパラドックスですが、「なんであんなにあの人に執着してたんだろ?」とさっぱり意味が分からなくなって、ポイ!みたいなこともあり得ますw
そうじゃない場合も、いい形になると思うのです。自分最高だな、すてきだな、みたいに思えるようになった頃、改めて、「彼とどうありたいのか」を考えてみても遅くないです。 それでも「やっぱりこの人しかいない」と思うなら、ぜひ、「先の先の先」をイメージしてください。
「うまくいかせるためにどうするか」ではなく、「うまくいったあとどうしているか」
にフォーカスします。
このあたりも別に難しいことではありません。 どんな世界もSさんありきなので、本当に自由にクリエイトできます。 それを阻むのが、瞬時に出てくる思考だったり(→なので、思考はポイ捨て作戦)「誰がなんといおうとこれでいいんだ!」と言い切れない振り回される側面のある自分だったり(→なので、自分よしよし作戦)する、というだけです。
Sさんが、ますます幸せでステキな毎日になりますよう応援しています♡
動画、更新しました♡
執着しようが執着しまいが叶うことは決まってるのですが、気になる人は多いみたいなのでアップしました。
【その6. 潜在意識を知る】執着してたら叶わない!?
♡めぐる♡