さっきまで笑ってたのに、いつの間にか怒ってる。
なんでそんなに感情が乱高下するの!?と女性の心理について困った覚えはありませんか?
女性心理を整理して考えると、そんなに難しくないです。簡単に説明します。
女性は共感の心理
このコラムでも、他の色々なサイトでもいっていますが、女性の文化は、共感の文化です。
女性だけではなく、日本の文化自体が「共感」でできているのではないでしょうか。
あるビジネスの交流会のスピーチで、外国に留学していた方が、ディベートで激論を交わしあった二人が、授業が終わった途端に、ディベートのときの対立がなかったかのように仲良くなっているのを見て、びっくりしたといっていました。
日本では、たとえディベートの授業でも、ビジネス上での会議でも、「あなたに反論する=あなたが嫌い」という図式が成り立っている(と思われてしまう)という文化があるようです。
だから、みんな相手を傷つけないような言い方を気をつけたり、相手を批判しないで認めつつ、自分の意見をいうようにしていますよね。
女性の場合この傾向がかなり強いひとが多い、と思っておくほうがいいです。
そう思ってないけど共感してあげたいとき
具体的な質問をしてきたのでなければ、目的が「共感」であることが、ざっくり八割くらいではないでしょうか。
「この服かわいいよね!」
「これおいしいね!」
「最近仕事でこういうことをいわれて、落ち込んでるんだよね」
「最近こんなことがあって、こう思ったの。」
こんな言い方をしてきたときは、まず
「そうなんだねえ」
「○○ちゃんはそう思うんだねえ」
と受けてあげるのがおすすめです。
具体的なアドバイスはしなくていいです。その前に、「彼女がそう思っている」ということを認めてあげましょう。
あなたが違う意見を持っていたとしても、「彼女がそう思っている」ということはまず認めてあげること。
よくないのは、自分が思っていないのに「本当にそうだねえ」と見せかけの共感をすることです。
見せかけの共感は、バレますよ〜。
彼女にアドバイスしたいとき
そんな彼女がもっと良い状態になるように、アドバイスしてあげたいと思うときに、どうすればいいか。
まず、闇雲にアドバイスしないことです。
こちらからアドバイスしても、感情が溜まっているときは聞く準備ができていないので、素直に聞けません。逆に彼女に「アドバイスしたい」というこちらの思いがエゴのように感じられてしまっては、もったいないです。
そのかわり、どんどん話してもらうこと。そのときの感情をどんどん話してもらって、吐き出してもらいましょう。
そして、そういうときは、自分の思いに嘘をつかないようなあいづちをうつようにしましょう。
「なるほどねえ」
「それはつらかっただろうねえ」
「そうなんだねえ」
決して「それはあなたのほうが悪いんじゃない?」などとツッコミをいれないこと。
彼女の感情は彼女だけのものなので、間違いはないわけですから。
そして、聞きながら、
「そうしたら、次にそうならないようにするのに、どうしたらいいだろうねえ」
など、彼女が自分で答えを見つけられるような質問をしてみること。
これはちょっと高度です。コーチング的な要素がありますよね。
でも、これができると、二人の信頼関係が高まってよりよい関係になっていくと思います。
またキレてる、また愚痴をいっているよ、なんて思わずに、二人の関係をよりよくするチャンスと思って、試してみてくださいね!