第419号 相手に踏み込む会話をしよう

こんにちは。かなこです。
母は、ホームパーティで延々と料理を作っています。
予定の料理が終わって、まだみんなが食べられそうだとありあわせで作り続けます。

心配した人が「お母さんも食べなよー」といっても、「大丈夫よー」といって楽しそうに料理をしています。

先日、ホームパーティをしたら私は母と同じことをしていて、やっぱ親子だなぁと自分で気づいて笑ってしまいました。


第419号 相手に踏み込む会話をしよう

会話をしていて「もっと仲良くなりたいな」と思ったら、どうしますか? 逆に、どういう会話をしていたら「この人は私と親しくなりたいんだな」と感じますか?

親しくなりたい人と話すときは、緊張しますよね。私が昔よくやっていた失敗は、つい自分のことをわかってほしかったり、どう話してよいかわからず自分だけどんどん話してしまったりして、実は相手のことをほとんど知らないまま終わってしまったというケース。

話が苦手な人は、昔の私みたいに自分ばかり話してしまう傾向があるんじゃないかな。でも、仲良くなるには一歩踏み込む会話をすること。そのために大切なのは、その人のことをどれだけ知ることができたか。どれくらい、その人に興味を持って話したかがポイントになります。

自分がたくさん話ができると、「この人と話して楽しかった」と感じるものなんですよね。もちろん、いきなりプライベートなことを根ほり葉ほり聞くと、尋問のようで嫌がられますから、自分のことを話しつつ、相手のことも聞きながら話すようにすると、少しずつ心を開いてくれるんじゃないかな。自分が1を話したら、相手に9ぐらい話してもらうのがちょうどいいです。

そして、話し終わったときに、相手のことをどれだけ知っているか、思い返してみてください。相手の仕事や趣味、価値観、プライベートの過ごし方など。
それが多ければ多いほど、話がうまくいったんだなーと思えばいいんです。最近、私がいいなと思っている質問は、「休みの日は何をしているの?」です。
これは価値観が出るし趣味もわかるし、大抵好きなことをしているので、楽しそうにいろいろ話してくれる人が多いですよ。(かなこ)

遠慮しなくていい

親しくなるには、仕事や趣味など個人的な話をすること。天気の話や日記のような「今日、新宿で買い物をしました」では会っていても、メールでも2人の距離が縮まるのには時間を要します。

異性とこういう会話しかしていない人は、「こんなこと聞いていいのか」「こんなこと聞いて嫌われたらどうしよう」などと個人的な話に踏み込むのを遠慮する傾向にあるようです。しかし、逆なんですね。誰とでもできるような話に始終すると、親しくなるのが困難になります。

さらに、会話が上手な人は、話す相手によって会話内容を変えます。話す相手によって会話内容を変えることは、相手の個人情報を知らないと不可能です。
そのため、初対面のときに、いろいろ聞きだしておいたほうが、その後の会話の展開が有利というわけです。

2度目に会ったときには、そのデータに合った話をしたり、聞いたりすればいいわけです。このような会話ができれば、「次のデートがない」ということにはならないはずです。

初対面のときに「この子、いいな」と思えば、趣味や出身地などを聞いて、女性との共通項を多く見つけだすこと。親近感がわきますから、デートの誘いをしても断られることはないでしょう。(嶋津典代

★関連バックナンバー
第407号 世間話では親しくなれない

第207号 知らない男性と知ってる男性の違い

どうしても踏み込めないボク

恥ずかしながら、ボクね、人生で一回だけナンパしたことがあります。しかも、これまた恥ずかしながら、某スキー場で。

当時「『私をスキーに連れてって』っていう原田知世さん主演の映画があって、結構、ええ、なんか、そう、まあ、えーっと、そういうムードだったんですね。
コホッ……。

スキー場に来るなり、女の子をナンパしようということになり、じゃんけんで負けたヤツが声を掛けることになり、結局負けたボクにその役目が回ってきた。
まあ、いざとなったら「冗談」で済ましてくれるだろうと高を括っていたら、怖いほどみんな目がマジだったんですね。

それどころか、「約束破ってナンパしなかったらソアラ(車の名前)買ってもらうからな」って本気で脅されて、渋々。恥ずかしながら、リフトに乗っているときに女の子に声を掛けました。

「いい天気ですね」

ボクの言葉を聞いた女の子2人は爆笑です。しかも、ぱんぱん両手を鳴らしながら、ついでにずるずる鼻水垂らしながら、「ぎゃははは……」と大爆笑です。

そして、ボクはうつむいて無言。

実は、そのナンパ、友人たちのフォローのおかげでうまくいったんですけど、その後、その女の子たちとお酒を飲んでいるときに、
「スキー場で散々ナンパされたけど、『いい天気ですね』って、おじいさんみたいな声の掛けられ方をされたのは初めて。しかも、その後、うつむいて黙り込んじゃうし……」って、思い切り笑われました。

ボクね、今でも女の子と話すのが苦手で、ついつい差し障りのない話しかしようとしないんです。だから、女の子と親しくなれない。

確かに、女の子とすぐに親しくなれる人は、間違っても「いい天気ですね」なんてマヌケなこといわないですね。自分の会話の引き出しの狭さには、本当に情けなくなります。(嘉瀬)

2011/10/11

photo by Morgan Paul

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