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第33号 やってもらって、アタリマエ?

女の子から見ても、「ああいう子とつき合うのは大変だろうなぁ」と思う子っています。

小さいときから、ずっと女の子特有の特別扱いを受けてきて、それに対して当然だと思っている人。女の子としての自信がものすごくあって、わりと女の子らしくて、女の子は優しくされるものと思って疑わない。そんな人。

すごいなぁ、と思う。どこからくるんだろう、その自信。なんかもう、育った環境とか、文化の違いなのかもしれない。男の子は、そういう自信満々なオンナノコが好きなのかもなーとも思う。

でもあたしは、やっぱりしてもらったことに対しては、何かしらのことを返していける関係になりたいな、と思います。それは自分に自信がないからかもしれないけど。

何かをしてもらいたい、そうされることがアタリマエっていう雰囲気は、やっぱり女の子の中にはあるし、あたしの中にもあるけど、でも大人の女の人でそれをやられると、なんだか見てる側としては、「それはかわいくないぞ」と思ってしまう。

でも年齢って、だれもが重ねていくものだしね。まだそれが許されるうちに、そういう部分からは脱したいものです。(かなこ)

ひとりでがんばるよりも、うまく甘えて

あるとき、それほど親しくない女の子を飲み会に誘ったところ、その日は事前にならないわからないとか、どういう人が来るのかメールで何度も聞いてきました。

「ハッキリしてくれないと、何度も連絡しなければいけないので、手間がかかる」というと、「気分が悪いので、私はキャンセルさせてもらいます」という返事が届きました。私が男性ならば、彼女の質問にも丁寧に答えていたのかもしれませんが、同性同士。面倒臭くなってしまいました。

このような対応をするのは、10代、20代前半であれば、わかるんです。みんながチヤホヤして、誘われたり、プレゼントをもらったり、親切にしてくれることが多い。とくに美人でスタイルがいい子は、“女王様”になりやすい。

しかし、チヤホヤしてもらえるのは20代まで。30代になると誘われることも少なくなります。この子もキレイでしたが、30代半ばにもなって、20代と同じような言動をしていたら、人間関係が狭くなっていきます。感情の抑制や他人への施しができるようになりたいものです。

ところで女王様というのは、甘え上手です。甘え上手は同性には嫌われるけれど、男性には好かれます。そして、残念ながら、多くの女性は甘えるのがヘタなんですね。

メイク教室の飲み会で、生グレープフルーツサワー遊びをしています。はじめてモデルさんとして来た女の子に「これ、おいしいから頼んでみれば……」といい、生のグレープフルーツと搾り器が届くと、すべての子が自分で搾りはじめます。「男性にお願いしてみれば」というと、「えっ!?」とビックリして、頼むことを悪いと思ってしまう。それに頼み方も知らないんですね。

男性は力がありますし、女性が笑顔で「お願い」といって頼むと、断る男性はまずいません。男女4人以上いる飲み会で、男性がおいしく搾れるかを競いあうと、みんなが注目しますし、盛り上がります。

搾る前におしぼりで手を拭く、苦味を出さないように押えて搾る、タネをグラスに入れないようするなど、手の動きがきれいで説明しながら搾ると、女性から賞賛されます。手の動きがきれいだと、細かいところまで気配りできる男性だと女性は感じるのですね。この飲み会に、たまに参加している男友だちは、「男の技&力、繊細さを検証するには、好都合な材料」といっています。

さて、生グレープフルーツサワーは一例に過ぎませんが、女性は甘えていると、仕事で一人前になれませんから、「甘えてはいけない。自立するために頑張らなくてはいけない」という気持ちが強くなります。恋愛でも、がんばってしまうことが多くなります。

デートのときに、オシャレしてヒールをはいていても、「今日はヒールだから、ゆっくり歩いて」といえない。「これ、持ってくれるとうれしいな」「寒いから違う席にいきたい」などということができないで、我慢してしまう。

悪いと思わず、甘えてもいいのです。荷物を持ってもらったり、相談に乗ってもらったりしたときには、「ありがとう」と感謝する。甘えたり、甘えられたり、世話になったり、世話をしたり……。仕事はバリバリしているけれど、甘え上手。自然に甘えられ、ちゃんと感謝できるといいですね。(嶋津典代

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